Gateway Appは、Amazon Web Services(AWS)でホストされる「nRF Connect for Cloud」のバックエンドと通信を行い、Software as a Service(SaaS)コンポーネントをベースとしています。AWSのインダストリアルグレードのコンポーネントを活用することで、エンドツーエンドのデータ、およびデバイスの接続を実現し、信頼性を保証したうえで数台から数百台までのBluetooth LEデバイスに対応します。
現在、「nRF Connect for Cloud」はBluetooth LEソリューションをサポートしていますが、将来的には、NordicのnRF91シリーズの低消費電力で、セルラーIoT対応のグローバルLTE-M/NB-IoTマルチモードのSystem-in-Package(SiP)をサポートする予定です。開発ツールを継続的に改良していくというNordicの戦略に従い、今後も「nRF Connect for Cloud」のアップデートをおこない、Nordic製品をご使用の無線IoT開発チームにとって不可欠なツールとなるよう努めています
Nordic のプロダクトマーケティングマネージャーであるJohn Leonardは次のように述べています。
「『nRF Connect for Cloud』は、クラウドとバックエンドシステムの接続にBluetoothや他の無線接続技術を使用した分散型IoTシステムを構築する開発チームの急速な拡充に対応する優れた資産です。この製品は、以前は時間を費やしていたデバイスとスマートフォンの接続からデバイスとクラウドの接続への移行期間を短縮し、IoTを構成する大規模システムへのNordicの無線製品のインテグレーションを容易にします。」
「nRF Connect for Cloud」には、Nordic Thingy:52 IoT Sensor Kit、Nordic nRF5開発キット(DK)、およびソフトウェア開発キット(SDK)のサンプルが含まれており、すぐに使い始めることができます。クイックスタートガイドはwww.nrfcloud.comから入手可能です。